CFDイナゴトレーダーの株日記

イナゴトレーダーの株日記

株をはじめてまだ3ヶ月、こんなことを言うと笑われそうだが、ようやくトレードのコツを掴めてきたように思う。
はじめてのデビュー戦はマイクロニクス。
量子電池という新技術の二次電池が話題となり、最高値13,800円まで高騰し、その後現在(平成26年4月17日)では3,450円までの大暴落劇を演じた銘柄だ。

マイクロニクスに関してはデビュー戦ということもあり、今現在でも監視銘柄の一番上に配置している永久欠番となっている。
マイクロニクスは今年2月7日が決算、2月24日~26日まで電池展ということもあり、それまではデイトレで回転させていたが2月7日からはガチホを決め込んでいた。
そういうこともあって、2月3日に5,600円で200株を仕込んだのだが、200円マイナスの5,400円で引けとなった。
翌日の朝、板を見て絶句した。
前日にPTSで200円下げていたので、多少のマイナスは覚悟していたが、いきなりのストップ安4,400円気配だったのだ。
一般のサラリーマンにとってわずか2日で24万円のマイナスは強烈である。

しかし、4,400円は安いと思い、さらに100株買い増しした。難平というやつである。
一度は5,000円を超え、マイナスも6万まで戻しホッとした矢先、再びナイアガラが襲ってきた。
恐怖心に耐えられなくなり、4,800円で300株を損切り。約12万円のマイナスとなった。

ところが、悲劇はここからだった。
ガチホを決めていた2月7日の決算で好決算となり、翌営業日の2月10日から踏み上げがはじまった。
3日間寄らずのストップ高である。
その後も電池展に向けて高騰し、ついには13,800円という高値をつけた。
この間、13,000円台は3回あり、所持していれば間違いなく13,000円台で売却をしていただろう。
約400万、250万円の利益を掴み損ねたのだ。

こんな悔しい思いをしながらも、今でもマイクロニクスを応援している。
Yahoo掲示板でもいまだに上位にランクしており、いつかバテナイスの商品化IR等が出れば、再びマイクロ劇場の第二幕があると信じている。

その後、数々の銘柄に手を出し、デイを基本にトレードしていたが、最大のトータル負け金額が70万円を超えた時にはさすがにやめようかと思った。
買えば下がる、売ると上がるの負のスパイラルである。
ようやく最近になってこのスパイラルから脱出できる作戦を実行し、16万円ほど負け金を減少できた。
いわゆるイナゴ作戦である。
イナゴとは、ある銘柄がストップ高気配になったとき、周りからウジャウジャと群がってきて、買い圧力がより一層高くなる現象を言う。
こうなるとストップ高は時間の問題だ。
これにうまく飛び乗ることができれば、翌日もかなりの確率でGUとなる。
この作戦を実行するようになってから、失敗はまだ一度もない。
イナゴ作戦の勝率は、いまのところ100%である。
ただし、イナゴ作戦が必ず成功するとは限らない。
ストップ寸前で突然売り圧力が強くなる場合もあれば、ストップに到達したちしても翌日GDということもある。
そこで、ストップ高寸前の銘柄に飛び込む際は、売りと買いの比率を重視することにしている。
例えば、値幅300円の銘柄でストップ高まであと50円という時、売りの総数と買いの総数が3倍以上ある場合は迷わず飛び込む。
経験上、ほぼストップまで行く。
売りと買いの比率がほぼイーブンの場合は見送る。
ほとんどの場合、その後下落することが多い。
しかも大きな上ひげつけてのローソク足となる。

今回、ようやく見つけた勝率の高いイナゴ作戦だが、この作戦は日によっては全くトレードをしない事も多くなるだろう。
しかし、上がるかどうかもわからない状況で、一か八かの勝負をするよりは遥かに勝率は良いことは確かだ。
無用な取引には一切手を出さず、今後もこのイナゴ作戦に拘り、なんとかトータルプラ転を目指していきたいと思う。

追伸
基本、イナゴ作戦1本で勝負していくつもりだが、マイクロニクスに関しては大底を確認次第、ガチホ体制も準備している、
現在のところ、3,400円が大底と思われるが、この先2000円台もあるかもしれない。
さすがに2,000円台はおいしいと思われるので、虎視眈々とチャンスを窺いつつ、日々のトレードにまい進していきたいと思う。

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